カールじいさんの空飛ぶ家(Blu-ray)

PIXARの新作をブルーレイ&プロジェクターで視聴。さて、今回は内容的にあたりかはずれか。結論からいってしまうと、残念ながら今回ははずれだった。

まず。なにより。冒頭で出会った子供の頃のカールとエリーが大きくなって結婚し、二人が年を重ね、あっという間にエリーが死んでしまう展開が納得いかない。映画開始から約10分、結婚してからエリーが死ぬまで5分という短さだ。70年くらいを5分で描くとはカットバックするにもほどがある。

それ以降のメインストーリーや設定も子供だまし以下。タイトルにもある、風船で家が飛ぶのはまあいいとしよう。というか、これはファンタジックでいい。しかし、それ以外が良くない。

・犬が(謎の機械を介して)しゃべる → ふざけるな
・犬が最高の料理を作る → ふざけるな(レミーのおいしいレストランかよ)
・犬が戦闘機を操縦する → ふざけるな
・伝説の冒険家がまだ幻の鳥を追っている → 一体何歳だよ。ていうかどうやって生活しているんだよ。

ピクサーが作る映画なら子供だけじゃなくて大人が見ても面白い作品じゃないと。ああ、こんなことがあったらいいなあ、というファンタジーじゃなきゃ。「レミーのおいしいレストラン」のときにも似たようなことを書いたかもしれないが、こんなのあるはずない、という説得力のない展開や設定はして欲しくないんだよなあ。ファンタジーは何でもありじゃない。見ている人間(子供でも大人でも)が納得できるぎりぎりの嘘じゃないと楽しくない。

また、伝説の冒険家(マンツ)を最後に殺す必要があったのか? 特典の未公開シーンを見ると、明示的にマンツが死んだとわかるようにしたらしい。自分にはレプカやムスカ(どっちも宮崎駿作品の悪人で最後には死んでいる)ほど悪人には思えなかったのだけど。たぶん100歳近くになって、最後に巡ってきた思わぬチャンスなんだからあれくらいはやるだろう。

内容以外での、ブルーレイ本編の画質はすばらしいの一言。人物以外の部分は実写と間違うほどだ。それがいいのかどうかは別にして。試しに同梱されているDVDも見てみたが比べものにならない。というか、ブルーレイを買ったのにDVDなんかつけなくていいよ。どうせ見ないんだから。パッケージには「家でブルーレイ、車で外でDVD」から書いてあるけど、そこまでするもんでもないだろう。DVDだけ他の誰かに売っちゃうぞ、\500くらいで。

内容:60点 画質:100点 サラウンド(dts-MasterAudio下位互換):60点

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