ジョンの魂・リマスター版の聴き比べ感想
昨日届いたジョン・レノンBOXの中から、ジョンの魂・リマスター版の音質を聴き比べてみた。比較対象は2000年のデジタルリミックス&リマスター版だ。その結果は思わぬものだった。
左が今回のオリジナル・ジョン・レノン・ミックス版で、右が2000年デジタルリミックス&リマスター版。もうあれから10年も経ったのか。早いものだ。今回のは紙ジャケット仕様。ディスクがピクチャーディスクになっているのはうれしいが、とにかくディスクの出し入れがとてもやりにくい。特に入れる時にビニールがくちゃくちゃになってしまう。
では、早速聴いてみよう。まずはオリジナル・ジョン・レノン・ミックス版を最初から通して聴く。ん?、「Mother」の最初の鐘の音が、・・・ノイズまみれだ。ゴーンという音が鳴っている時に、ヒスノイズっぽいものが聞こえるし、鐘の音も割れたような感じだ。でもどこか懐かしい感覚が。
その後、ジョンのボーカルと演奏が始まる。んん?、音量が小さい。思わずアンプのボリューム表示を見るがいつも通りの設定だ。楽器の割り振りも中央に寄った感じであまり広がり感がない。淡々と「Mother」が進み、終了。これはどうやら迫力重視ではなく、昔のLPレコードを聴いているようなアナログ的感覚を最新の技術で蘇らせようとしているようだ。目を閉じて集中してよーく聴くと、ギターの微妙な音色やボーカルの息づかいの違いに気がつく。
最後まで一通り聴いたあと、代わって今度は2000年デジタルリミックス&リマスター版。再生した瞬間に、さっきのオリジナル・ジョン・レノン・ミックス版との違いがわかる。音がでかい。音がクリア。広がり感が断然違う。わかりやすく迫力があっていい音だ。ただ、多少音が良すぎて派手に聞こえてしまう。
オリジナル・ジョン・レノン・ミックス版は、すっぴんに近くて見た目地味な感じだけど、よーくよーく見たら美人かも。一方の2000年デジタルリミックス&リマスター版は、お化粧完璧な派手系美人。でもちょっと濃すぎかも。さて、お好みはどっちだろう。
まあ、わかりやすくいい音で聴きたい人には2000年デジタルリミックス&リマスター版をお勧めする。これを初めて聴いた時の衝撃は今でも忘れない。
オリジナル・ジョン・レノン・ミックス版は、体調が良くて、周りがとても静かで、かなり大きな音を出せる時に聴くことになりそう。あ、ヘッドフォンで聴いたらまた感じが変わるかもね。
左が今回のオリジナル・ジョン・レノン・ミックス版で、右が2000年デジタルリミックス&リマスター版。もうあれから10年も経ったのか。早いものだ。今回のは紙ジャケット仕様。ディスクがピクチャーディスクになっているのはうれしいが、とにかくディスクの出し入れがとてもやりにくい。特に入れる時にビニールがくちゃくちゃになってしまう。
では、早速聴いてみよう。まずはオリジナル・ジョン・レノン・ミックス版を最初から通して聴く。ん?、「Mother」の最初の鐘の音が、・・・ノイズまみれだ。ゴーンという音が鳴っている時に、ヒスノイズっぽいものが聞こえるし、鐘の音も割れたような感じだ。でもどこか懐かしい感覚が。
その後、ジョンのボーカルと演奏が始まる。んん?、音量が小さい。思わずアンプのボリューム表示を見るがいつも通りの設定だ。楽器の割り振りも中央に寄った感じであまり広がり感がない。淡々と「Mother」が進み、終了。これはどうやら迫力重視ではなく、昔のLPレコードを聴いているようなアナログ的感覚を最新の技術で蘇らせようとしているようだ。目を閉じて集中してよーく聴くと、ギターの微妙な音色やボーカルの息づかいの違いに気がつく。
最後まで一通り聴いたあと、代わって今度は2000年デジタルリミックス&リマスター版。再生した瞬間に、さっきのオリジナル・ジョン・レノン・ミックス版との違いがわかる。音がでかい。音がクリア。広がり感が断然違う。わかりやすく迫力があっていい音だ。ただ、多少音が良すぎて派手に聞こえてしまう。
オリジナル・ジョン・レノン・ミックス版は、すっぴんに近くて見た目地味な感じだけど、よーくよーく見たら美人かも。一方の2000年デジタルリミックス&リマスター版は、お化粧完璧な派手系美人。でもちょっと濃すぎかも。さて、お好みはどっちだろう。
まあ、わかりやすくいい音で聴きたい人には2000年デジタルリミックス&リマスター版をお勧めする。これを初めて聴いた時の衝撃は今でも忘れない。
オリジナル・ジョン・レノン・ミックス版は、体調が良くて、周りがとても静かで、かなり大きな音を出せる時に聴くことになりそう。あ、ヘッドフォンで聴いたらまた感じが変わるかもね。
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