コクリコ坂から(立川シネマシティ)

今日は会社をお休みして立川のシネマシティに映画を見に行った。学生が夏休み明けになった平日にジブリの映画を見に行くいつものパターンだ。

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立川は久しぶり。今回はシネマ・ツーの方。平日の午前中なので、建物の前にほとんど人通りがない。実際映画館の中もかなり空いていた。300席中、20人くらいかな。自分の席は4列目中央(D-11)。後ろが通路になっているし、同列およびその前には誰もいなかったので貸し切り気分で鑑賞できた。

さて、この「コクリコ坂から」は高橋千鶴の少女漫画が原作。高橋千鶴の漫画は妹がたくさん持っていて、「コクリコ坂から」ももちろんあったので、大昔には勝手に借りて何度も読んでいた。でももう30年くらい前のことだし、あまりよくは覚えていない。当時の感想としては、暗くてあまり面白いとは思わなかった気がする。新聞の売り上げを上げるためのやらせ対決とか、私服自由化運動とか、主人公たちの出生の秘密とかを何となく覚えている。絵もあまりうまくなかったし、とにかく娯楽作品的に面白くなるような要素は皆無。高橋千鶴作品の中にはもうちょっとましなのがあるのに、なんでまたこれなんだろう。

その疑問は映画の最初の方をみてすぐに解消した。ああ、この映画は、「コクリコ坂から」という原作はあるけど全く別物として作ったんだ。原作が面白いから映画化したんじゃないということが。まあ、「耳をすませば」パターンということだ。

1960年代前半の日本の日常をこれでもかとリアルに描いているせいで、全然ノスタルジックではないのが面白い。ありがちの懐古映画ではないのは確かだと思う。ただ、どうなんだろうね。当時の学生闘争風の状況を今リアルに描かれても、口をぽかんと開けて見るしかない。昔は皆さんパワーがあったんだね、とは思うけど、あれを見て自分の今を顧みるなんてことはしないだろう。

一方、原作エピソードである、主人公たちの出生の秘密に関する扱いは、原作よりも暗くなく、一部シーンではびっくりするくらいさわやかに描かれている。このあたりをどう感じるかでこの作品への評価がずいぶん変わるのではないかと思う。

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一応、今回もパンフレットを購入。\600と安いのはいいけど、内容が薄くてがっかり。これならガイドブック的な本を買った方がましだ。

Blu-rayが出たら買うかどうかは微妙。「ゲド戦記」はDVDは買ったものの、Blu-rayは見送り決定している。テレビ放送だけで十分かもしれない。

評価:65点

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