AVアンプ(パイオニアSC-LX86)購入・その3
前回の続きで、設定変更編。今回で、一応区切りの予定。
さて、2chの音、HDMI動作、iTunesからの再生と来て、次はようやくサラウンドの確認。まず、BD-W1200に市販BDソフトを入れて再生してみた。使用したディスクは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」。これを選んだのはサラウンドが派手そうだったので。
あれ?、AVアンプの表示が「ドルビーTrueHD」にならない。「ドルビーデジタル」になっている。BD-W1200側の設定が何か必要なのか? 念のためパナのDMP-BDT900で再生してみるとちゃんと「ドルビーTrueHD」になっているし、HDMIケーブルを差し替えてみても、BD-W1200だけがドルビーデジタル表示だ。
やはりこれはAVアンプ側ではなくBDレコ側の設定がよくないからだろう。まあ、HDMI経由でサラウンド再生するようにはしていなかったから当然か。ちなみに、BD-HDW25でも設定変更が必要だった。
いろいろ試した結果、BDレコ側を以下のように設定する必要があったから備忘録として書いておく。
●BD-HDW25でHDMI経由のロスレスサラウンド再生をする設定
スタートメニュー → 各種設定 → 本体設定 → 映像・音声設定 → デジタル音声出力設定 → HDMI出力 を 「ビットストリーム」にする
●BD-W1200でHDMI経由のロスレスサラウンド再生をする設定
ホーム → 設定 → 映像・音声調整 → 映像・音声設定 → BDビデオ付加音声 を 「しない」にする
BD-W1200にはBD-HDW25にあった「ビットストリーム」設定がないため、手間取った。まさかこの項目とは。BD-HDW25だって、「オート」じゃだめで、「ビットストリーム」ならOKなんだから、オートの意味がない。
ようやく3機種ともロスレスサラウンド再生ができるようになったので簡単に比較してみると、意外なことにBD-W1200のサラウンド感が非常によかった。DMP-BDT900よりもいいとは思わなかった。これまではプロジェクターに接続していたBD機器はDMP-BDT900だけだったから比較のしようがなかったけど、今後はサラウンドメインのディスクはBD-W1200で再生するかもしれない。
いずれにせよ、これまでかなり不満だったBDのロスレスサラウンドがかなりの迫力ある音になったので、とても満足。やっぱりDMP-BDT900でデコードしたマルチ音声再生とは比較にならない。
さて、最後は肝心の2chステレオ再生(CD/SACD)だ。自動補正実施後、明らかに迫力がなくなってしまったのを何とかしないといけない。ここからはCD-ROM内の取説とにらめっこしながらいろいろ試す。
まずはサラウンド音声モードをSTREAM DIRECTにし、その中でもPURE DIRECTに変更。これでもっとも原音に忠実な再生モードになったはず。でもまだだめ。
次は、諸悪の根源?である自動補正の結果を無視するにはどうすればいいか、取説に目を通す。それによると、補正結果は6つあるメモリーの1番に保存されているらしいので、メモリーの1番以外に変えてみる。
リモコンを「AVアンプ」モードに変更 → MCACC を選び、←→キーでメモリー番号を変更
メモリー2にした途端、これまでとは全く違う音が聞こえてきた。これだ! 補正前に自分がちょっとだけ聴いた音はこれだ! 何度も←→で切り替えて比較してみる。メモリー1(自動補正後)の音のしょぼいこと。ということで、今後一切自動補正の値は使わないことにした。
よし、これで設定は決まったので、いろいろCDを代えて聴き比べてみる。比較対象はこれまでの脳内記憶だけど。
率直な感想を書くと、今までの自分のAVシステムでは聴いたことのない音になったと思う。音の情報量が多く、かつ広がりも出たので、これまで聞こえなかった微細な音がちゃんときこえてくる。特に中高音が強くなったのが驚き。スピーカーを代えないと高音の弱さは絶対変わらないと思っていたのが、あっさり覆された。
実は、今回アンプを代えても満足いく音にならなかった場合は、スピーカーも買い換えるつもりだった。でも、この今の音ならしばらく保留しても良さそうだ。ということで、今回のお買い物は個人的には◎。いい買い物ができた。うん、満足。
余談だけれど、これまで使っていたVSA-AX10Aiは実家行きが決定。もうしばらくは現役として活躍してもらおう。そのために箱詰めしようと思って押し入れから箱を出してきたら、保証書が付いたままになっていた。そこに印刷されていた製造番号は00008*番。100台行っていない。
発売は2003年11月で、購入したのが2004年3月だったと思うから、月20台くらいしか売れてなかったのか。ちなみに買値は\318,500だったようだ。一方のSC-LX86は、製造番号が000094*だった。もうすぐ1000台の大台突破だ。これって売れている・・・のか?
さて、2chの音、HDMI動作、iTunesからの再生と来て、次はようやくサラウンドの確認。まず、BD-W1200に市販BDソフトを入れて再生してみた。使用したディスクは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」。これを選んだのはサラウンドが派手そうだったので。
あれ?、AVアンプの表示が「ドルビーTrueHD」にならない。「ドルビーデジタル」になっている。BD-W1200側の設定が何か必要なのか? 念のためパナのDMP-BDT900で再生してみるとちゃんと「ドルビーTrueHD」になっているし、HDMIケーブルを差し替えてみても、BD-W1200だけがドルビーデジタル表示だ。
やはりこれはAVアンプ側ではなくBDレコ側の設定がよくないからだろう。まあ、HDMI経由でサラウンド再生するようにはしていなかったから当然か。ちなみに、BD-HDW25でも設定変更が必要だった。
いろいろ試した結果、BDレコ側を以下のように設定する必要があったから備忘録として書いておく。
●BD-HDW25でHDMI経由のロスレスサラウンド再生をする設定
スタートメニュー → 各種設定 → 本体設定 → 映像・音声設定 → デジタル音声出力設定 → HDMI出力 を 「ビットストリーム」にする
●BD-W1200でHDMI経由のロスレスサラウンド再生をする設定
ホーム → 設定 → 映像・音声調整 → 映像・音声設定 → BDビデオ付加音声 を 「しない」にする
BD-W1200にはBD-HDW25にあった「ビットストリーム」設定がないため、手間取った。まさかこの項目とは。BD-HDW25だって、「オート」じゃだめで、「ビットストリーム」ならOKなんだから、オートの意味がない。
ようやく3機種ともロスレスサラウンド再生ができるようになったので簡単に比較してみると、意外なことにBD-W1200のサラウンド感が非常によかった。DMP-BDT900よりもいいとは思わなかった。これまではプロジェクターに接続していたBD機器はDMP-BDT900だけだったから比較のしようがなかったけど、今後はサラウンドメインのディスクはBD-W1200で再生するかもしれない。
いずれにせよ、これまでかなり不満だったBDのロスレスサラウンドがかなりの迫力ある音になったので、とても満足。やっぱりDMP-BDT900でデコードしたマルチ音声再生とは比較にならない。
さて、最後は肝心の2chステレオ再生(CD/SACD)だ。自動補正実施後、明らかに迫力がなくなってしまったのを何とかしないといけない。ここからはCD-ROM内の取説とにらめっこしながらいろいろ試す。
まずはサラウンド音声モードをSTREAM DIRECTにし、その中でもPURE DIRECTに変更。これでもっとも原音に忠実な再生モードになったはず。でもまだだめ。
次は、諸悪の根源?である自動補正の結果を無視するにはどうすればいいか、取説に目を通す。それによると、補正結果は6つあるメモリーの1番に保存されているらしいので、メモリーの1番以外に変えてみる。
リモコンを「AVアンプ」モードに変更 → MCACC を選び、←→キーでメモリー番号を変更
メモリー2にした途端、これまでとは全く違う音が聞こえてきた。これだ! 補正前に自分がちょっとだけ聴いた音はこれだ! 何度も←→で切り替えて比較してみる。メモリー1(自動補正後)の音のしょぼいこと。ということで、今後一切自動補正の値は使わないことにした。
よし、これで設定は決まったので、いろいろCDを代えて聴き比べてみる。比較対象はこれまでの脳内記憶だけど。
率直な感想を書くと、今までの自分のAVシステムでは聴いたことのない音になったと思う。音の情報量が多く、かつ広がりも出たので、これまで聞こえなかった微細な音がちゃんときこえてくる。特に中高音が強くなったのが驚き。スピーカーを代えないと高音の弱さは絶対変わらないと思っていたのが、あっさり覆された。
実は、今回アンプを代えても満足いく音にならなかった場合は、スピーカーも買い換えるつもりだった。でも、この今の音ならしばらく保留しても良さそうだ。ということで、今回のお買い物は個人的には◎。いい買い物ができた。うん、満足。
余談だけれど、これまで使っていたVSA-AX10Aiは実家行きが決定。もうしばらくは現役として活躍してもらおう。そのために箱詰めしようと思って押し入れから箱を出してきたら、保証書が付いたままになっていた。そこに印刷されていた製造番号は00008*番。100台行っていない。
発売は2003年11月で、購入したのが2004年3月だったと思うから、月20台くらいしか売れてなかったのか。ちなみに買値は\318,500だったようだ。一方のSC-LX86は、製造番号が000094*だった。もうすぐ1000台の大台突破だ。これって売れている・・・のか?
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