ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判(Blu-ray)

このシルバーウィークは特にすることもないので、久しぶりにTSUTAYAでBlu-rayをレンタルしてきた。借りたのは邦画「ソロモンの偽証」の前篇と後篇。原作は読んでいるけど、映画を見るのは今回が初めてだ。

ということで、原作と映画の違いを中心に感想を述べておく。微妙にネタバレありなので要注意。


映画の冒頭は、ある一人の女性が中学校を訪れるシーンから始まる。・・・ただもうそれだけで、原作と大きく設定が違っていてびっくりした。原作の場合は、訪れるのは主人公だった女性ではなく脇役の男の人で、しかもエピローグとして描かれていたシーンだ。

しかもその女性は、原作とは違う名字に変わっていた。つまり別人と結婚した設定だ。これって、かなり重要なことで、映画を最後まで見てもずいぶんと受け取る印象が変わると思う。なんでそんなことにしちゃったのだろう。

その後の展開は超駆け足。原作は単行本全3巻、文庫本だとそれぞれ上下巻になるので全6巻になるので、映画側も前篇・後編に分けたのだろうけど、それでも時間が全然足りなかった模様。その割りに、オリジナルシーンも結構ある。

主人公と告発人以外の人物描写がほとんど無いので、陪審員や判事助手等の同級生たちはほぼ完全に脇役だし、裁判に向けての重要な調査課程がすっ飛ばされているので、裁判中の進行も唐突感が否めない。これでは見ている側も裁判シーンに思い入れができないなあ。裁判で唯一よかったのは、弁護人が被告を責めるシーンくらいか。

原作がとてもスリリングで面白く、映画の評判も良さそうだったので、7月頃にamazonで見かけたときは思わずそのまま購入しようとしたけど、思いとどまってよかった。正直、この映画化は失敗だと思う。

お勧め度は5段階評価で2.5ってとこかな。

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